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善通寺駐屯地創立68周年記念行事に行ってきた

日時:2018年4月22日 場所:香川県善通寺市 善通寺駐屯地 イベント名:第14旅団創隊12周年及び善通寺駐屯地開設68周年記念行事

(写真が多い為、表示に少し時間がかかります。そのままお待ち下さい)

写真:善通寺の訓練展示では初参加の16式機動戦闘車(MCV)

今年の善通寺駐屯地創立記念行事は、長方形にとっては行けるか行けないか前日まで分からなかった。

なぜなら、このHPでも紹介したように、前日はNHKのど自慢の予選に出場していたからだ。

もし、本選に出場していたなら生放送での本番の為、当然参加することができない。

長方形としては、ぜひ、本選に出場したかったのだが、結果は落選。

ということで、翌日の善通寺駐屯地創立68年記念行事に行けてしまうことになったのだった。

去年は長方形とマイファーザーの二人で参戦したが、今年はNHKのど自慢本選に出場する可能性を見越して、マイマザーも休みをとっていたので、家族3人での参加となった。

今回の創立記念行事では、ぜひとも成し遂げたいミッションがあった。

それは、昨年は車両展示だけだった16式機動戦闘車(MCV)が、初めて訓練展示に参加するので、その勇姿を写真に撮影したいという事と、訓練展示でコブラの勇姿を撮影する事、市中観覧行進で去年は上手く撮影できなかった善通寺五重塔と自衛隊が一緒に写った写真を取る事である。

去年、2017年は家を出るのが8時と遅く訓練展示に間に合わなかった苦い思い出がある。

その為、今年は家を出る時間を大幅に繰り上げ、6時30分に家を出ることにした。

善通寺に到着したのが、丁度9時30分頃だった。

それでも近隣の駐車場は混んでいて、駐車場を求める車で、駐屯地前の道は混雑していた。

そこで、自衛官の人に善通寺(寺の方)の駐車場は有料だが、空いているという情報を入手。無料の駐車場もあるが、かなり遠いとの事。

これでは、去年のにのまえである。

ここは有料で行こう。

すぐに、善通寺の駐車場に向かった所、余裕で空いていた。

さすが有料。

来年からは、まっすぐにこの駐車場に行こうと思った。

駐車場でトイレを済ませ、ジュースも補充した。

駐屯地は丁度善通寺の敷地の向こう側なので、寺の中を通って駐屯地を目指した。

歩いて10分くらいで、駐屯地の入り口に付いた。

ここでは、手荷物検査が実施されており、パスした人は荷物にタグをつけてもらう。このタグは帰る時に回収するそうだ。

既に10時から観覧式が始まっていたが、空挺10時30分からの空挺降下には余裕で間に合った。

ユーチューブで例年の訓練展示を見てみると、ヘリコプターから建物へのラペリング降下があるようだ。つまり、ビルが見える位置に行かないと見えないことになる。

ということで、観覧席のひな壇がある方へと歩いた。

丁度、よい場所がまだ空いていたのでそこに陣取った所で、丁度空挺降下が始まる所だった。

写真:UH-1Jからの空挺降下。

善通寺は松山駐屯地に比べるとかなり広い広場で、おまけに規模もデカイ。

イベント大好きマイマザーも空挺降下に大興奮だった。

写真:ラペリング降下の為、進入してきたUH-1J

空挺降下が終わるといよいよ訓練展示である。

アナウンスにより、今回の状況の説明がされた。

なんでも離島に敵が上陸してくる、という内容らしい。

バタバタと独特のローター音が聞こえてきた。

陸上自衛隊のUH-1Jヘリコプターだ。

もっともメジャーな奴である。

写真:ラペリング降下の準備

写真:ラペリング降下中

写真:2機目のUH-1J

1機目のヘリが会場から離脱すると、すかさず2機目がやってきた。

2機目はグラウンドに着陸すると、中からバイクに乗った偵察部隊が現れた。

松山駐屯地の訓練展示では1機しか来ないのに、2機も出てくるとは。

写真:低空を旋回するUH-1J

写真:上空を通過するUH-1J

ヘリは低空を旋回し、観覧席の真上を通過していった。

中々演出が良い。

写真:87式偵察警戒車が勢い良く上陸してきた。

写真:偵察を行う87式と偵察用オートバイ

写真:96式装輪装甲車も上陸してきた。

写真:16式

16式も勢い良く上陸してきました。

大きなお友達の望遠レンズも一斉に16式を追います。

写真:155mm榴弾砲FH-70

駐屯地の訓練展示ではおなじみのFH-70もやってきた。

アナウンスによれば、このFH-70の射程は、ここ香川県善通寺駐屯地から発射した場合、瀬戸内海を超え、対岸の倉敷市辺りまで到達するとの事。

写真:93式近距離地対空誘導弾(近SAM)

侵攻してくる敵は、地上部隊だけではない。

航空機に対抗する為、地対空誘導弾を装備した93式近距離地対空誘導弾(近SAM)も上陸してきた。

この近SAMは、もともと91式携帯地対空誘導弾という、手で持って打てる対空ミサイルを車に載せて発射出来るようにしたものである。

左右に4発ずつ、計8発の誘導弾を搭載している。

より大型で射程も長い81式短距離地対空誘導弾(短SAM)は、フェーズド・アレイ・レーダーを搭載した発射管制装置を載せたトラックとミサイル発射装置の搭載された車の2台でセットの運用が必要だが、近SAMは1台での運用が可能だ。しかし、射程が短いこととレーダーは装備されていない為、低空で近場の航空機を撃破する為の、簡易的なミサイル発射装置という位置づけである。

写真:FH-70の右後方に見える81式短距離地対空誘導弾(短SAM)

写真後方の建物付近に81式短距離地対空誘導弾(短SAM)見える。

この短SAMは、先ほどの近SAMに比べ射程も長く、相方の発射管制装置にはフェイズド・アレイ・レーダーも装備されているので、より精度の高い射撃を行うことが出る。

今回は、スペースの関係なのか、発射管制装置の方は居ないみたいである。

写真:FH-70と短SAM

写真手前の155mm榴弾砲FH-70は、松山駐屯地や他のイベントでもよく目にする。

空砲射撃の時は、余りの爆音に視界が揺れてしまう程である。

今回、撮影する位置が余りにもFH-70に近かったので、空砲射撃の時はビビって耳を塞いでしまった。

よって、16式の空砲射撃やFH-70の空砲射撃は、全部撮影出来ずである。

次回からは耳栓を持参することにする。

写真:狙撃

敵との交戦により負傷者が出た模様。直ちに負傷者を救護に向かうが、それを敵狙撃兵が邪魔をする。その狙撃兵を、狙う自衛隊の狙撃手。

写真:AH-1Jコブラ

16式の攻撃にプラスして、陸自のAH-1Jコブラがやってきた。

そうだ、この瞬間を待っていたのだ。

頑張ってシャッターを切るが、技術不足でブレブレになってしまった。

この後もFH-70の攻撃や16式の攻撃が続くが、音がうるさくビビってしまい撮影出来ず。距離は離れているので、大丈夫とは分かっていても、余りにもうるさい音なので、ビビってしまった。

情けない。

来年は、耳栓用意して音に心配せずに写真を撮影しよう。

写真:ゴブラ2回目

写真:低空を急上昇するコブラ

写真:急上昇した後、急旋回するコブラ。

再度、コブラが支援にやってきた。

しかし、ニコンのネオ一眼クールピクスP90の連写では綺麗に撮影出来ず。

おまけに、レンズには前から取れないゴミ(虫系)が入り込んでいるので、黒い斑点が出る始末だ。

そろそろ、機材も更新しないといけないかな、と思った。

コブラが飛び去った所で、状況終了。

訓練展示は終了した。

この後は、市中観覧行進が11時40分から始まる。

去年(2017年)の時は、初めて善通駐屯地に来たので、どうすれば良いか分からず駐屯地内をウロウロしてしまい、場所取りに失敗してしまった。

なので、今年はとにかく会場を早く出て、場所取りに行くことにした。

見に来ていた人の殆どが、やはりよくわかっていないようで、駐屯地内をキョロキョロと見回していた。その様子を尻目に、とりあえず、ゲートを出た。

市中観覧行進は、善通寺駐屯地の前の道路で行われる。

道路の先には善通寺の五重塔がそびえているので、かなり絵になるし、いかにもゴジラ的というか庵野的な絵が撮影できる。

歩いてくる時に、ざっとどの辺りで撮影しようかとマイファーザーと話ていたので、スムーズに陣取ることが出来た。

写真:善通寺五重塔と自衛隊

さて、1枚目の写真がこちら。

でかした長方形!

去年は撮影できなかった、善通寺五重塔と自衛隊の写真は撮影成功である。

写真:ヘッドライトを点灯する自衛隊車両

ご覧のように、この道には街灯が沢山ある。

その為、位置によっては街灯が邪魔をして五重塔がなかなか撮影出来ないのである。

なので、なるべく街灯の根本付近に陣取ることで、それを回避した。

そして、五重塔はやや写真でいうと道の右側にあるので、車両と一緒に撮影しようと思った場合、道の向こう側では撮影がほぼ無理である。

写真:迷彩服を着た隊員たち

写真:軽装甲気動車

写真:110mm携帯対戦車弾パンツァーファウスト3を持つ隊員

日本の住宅街を、物々しい装備が通過する様は、中々迫力がある。

国内で戦闘があると、こういう風景になるのかもしれないが、こういう状況が、現実には起きないでほしいものである。

写真:82式指揮通信車

市中観覧行進中は、どの部隊が通過していくかアナウンスが流れているが、観覧席をメインにアナウンスしているので若干ズレている。

別に自衛隊の装備に詳しい訳ではない、マイマザーも、何故か分かったようで、「多分、アナウンスで流れているのは一個前の車両やね」と言っていた。

写真:87式偵察警戒車

写真:155mm榴弾砲FH-70

写真:16式機動戦闘車(MCV)

大本命の16式も通過していく。

やはり最新の装備ということもあり、人気なようで16式が通過していく間は、他の車輌より撮影している人が多かったと思う。

写真:UH-1J

コブラ、海自のヘリもやってきたが上手く撮影できず。

写真:グラウンド

さて、市中観覧行進が終わると、この後は装備展示に移る。

去年の2017年の時は、ヘリがグラウンドに降りてきたので、今年も同様だと思い、急いで駐屯地内に戻った。

既にカメラを持っている人たちもチラホラいるが、今年は比較的早い段階で戻ってきたので場所取りは簡単だった。

2017年の時は、写真奥の山の方からヘリが降りてきたので、今回はこの位置にした。

写真:海上自衛隊SH-60J

あれ、去年とは逆から進入してきた。

あせる長方形。

ポジションが悪く、着陸シーンは良い写真が取れず。

写真:AH-1Sコブラ

写真:着陸するAH-1Sコブラ

去年とは違い、観覧席の方に並んで着陸している。

完全に場所取りに失敗した。

写真:3機並んで着陸

奥から海自のSH-60J 陸自のAH-1S 陸自のUH-1Jという並びで着陸している。

来年は、最初の1機目が何処から来るのかで、撮影位置を変えないといけないと思った。

この後の装備展示は、マザーが国営さぬきまんのう公園に行きたいというので、とりあえずお土産(缶詰)だけ買って、後にした。

いよいよ、もうすぐ5月になる。

5月5日の岩国フレンドシップデー2018の良い予行練習になったと思う。

こういうイベントでもないかぎり普段、余り航空機の撮影をしない長方形にとっては、貴重な出撃日だった。

本当は、NHKのど自慢の本選に出たかったという気持ちはあるが、まあ善通寺に来れたので良しとするか。

ということで、善通寺駐屯地2018の報告を終わる。

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