岩国フレンドシップデー2017に行ってきた その2
日時:2017年05月05日 場所:山口県岩国市 イベント名:岩国フレンドシップデー2017
さっそくウィスキーパパのアクロバット飛行が始まった。
目の前を、かすむように通過したと思えば、急上昇をしていく。
滑走路上空を、機体を斜めに傾けたまま、水平に移動する。 恐らく、ラダーを目いっぱい踏み込んでいるのだろう。
ウィスキーパパの後は、午前中も見た米空軍F-16のデモである。 相変わらず、空全体からとんでもない音が聞こえくる。 そして、めちゃくちゃ早い。 急降下してきて、目の前を通過した時は、ソニックブームが起きないか心配になる程だ。
次の展示飛行は、我らが日本、航空自衛隊のF-2である。 F-2は先ほど登場したF-16を元に作られているので、形はかなり似ている。 だが、音に関してはF-2の方が小さく感じた。 ブルーのカラーリングがカッコよい。
アフターバーナーを吹かしながら、上昇し始める姿は実にカッコ良い。 よく映画などで、戦闘機がアフターバーナーを吹かす時、タバコに火を付けたみたいにボワボワッと赤い光が徐々に広がっていく描写があるが、正にその通りだった。
さて、次は室谷義秀のアクロバット飛行である。
午前中は、バスから下りて基地内を移動途中で少し見ることが出来たが、こうやって座ってちゃんと見るのは初めてだった。
室谷義秀と言えば、エアレースのパイロットである。
レッドブル・エアレースにアジア人で初めて参加し、2016年の千葉大会で優勝した人物である。
スポンサーであるレクサスのマークを空に描いてしまうとは!
垂直に上昇したと思えば、空中で一端停止。 そして、くるりと機体が失速しバックする。 テールスライドという離れ業である。
そして、螺旋状に背面飛行をしながらクルクルと回転しながら落下してゆくフラットスピンに入る。
先ほどのウイスキーパパは、優雅な飛行だが、室谷の飛行はシャープだ。 エアレースでのキビキビした動きが感じられる。 そして、この後、エアレースのパフォーマンスまで見せてくれた。
何もない空間だが、そこにパイロンがあるかのように低空を翼を左右に振りながら飛行していた。
機体に書かれたレクサスのロゴが、室谷選手の実力の証だろう。
低空を飛行するシーンは結構迫力がある。
フェンス向こうの有料観覧席であれば、もっと迫力があるだろう。
最後は、ナイフエッジパスで低空を飛行。