P花見2019
ここ数年、Pokkories(ポッコリーズ)の活動といえばみんなで集まっての飲み会がほとんだ。
昔は旅行をしたりだとか、キャンプをしたりだとか、大型のイベントを行うことが多かったのに最近はそういう大型のイベントをほとんど行っていない。
これではいけないということになり、2019年は大型のイベントを重視していこうということになっていた。
まず、金全から提案されたのがキャンプだ。
だが、これは時間の都合が悪くいったん保留となった。
そこで、今回、久しぶりに花見をやろうということにした。
Pokkoriesでは、大きなイベントのことをPイベントと呼ぶ。
今回、久しぶり長方形主導の下Pイベントとして花見を行うことになった。
写真:道後公園にて
2019年は、例年に比べると桜は少し開花が早かった。
あまりうかうかしていると、桜が散ってしまう。
ということで、日程を調整したところ3月29日の20時以降であれば、皆が開いているということになった。
日にちが決まったところで、宮内死毛郎から、花見の場所はどこかいいところがあるのか? と質問があがった。
長方形の中では、道後公園で花見をすると決めていた。
そのことを死毛郎に伝えると、それでよいということだった。
待ち合わせは、道後のフジにした。
なぜなら、Pokkoriesの連中は好き勝手いろんな場所に行ってしまうものだから、合流しようとしてもなかなか会えないということが昔はよくあったからだ。
フジというのは中四国ではメジャーな大型スーパーである。
そこなら、飲み物も食べ物も買えるし、道後公園から目と鼻の先だ。
当日は、皆おりこうさんだったようで、20時ちょうどに道後のフジに集合することができた。
早速、買い物をしようとしたが、死毛郎がこんなことを言い始めた。
死毛郎:「道後公園に露店でとるから、酒も食べ物も全部そこで買おうや」
死毛郎といえば、昔は「居酒屋で飲むより家で飲んだほうが、酒も食べ物も安上がりで良い」と言っていた奴である。しかし、最近の死毛郎はちゃんと定職にもついてお金にも余裕があるらしい。
もちろん、長方形は道後公園に露店が出ていることは知っていたが、死毛郎のようなランクの低いメンバーの言うことに流されてはいけない。
ポッコリーダーとして、Pイベントを成功させる義務があるのだ。
長方形は、露店だけでは足りないと判断し、ビールとつまみは買っていくことにした。
写真:道後公園
道後公園といえば、松山での花見のメッカである。
数年前までは、バーベキューOKだったのだが、最近禁止されている。
しかし、やはり人気なようで照明も完備し夜桜が楽しめるようになっていた。
長方形は、折り畳み用のイスを3脚もってきていた。
イスをテーブル替わりにして、折り畳みイスに座ってもらうことにした。
最初は、イスがあるのに折り畳みイスなんていらないと言っていた死毛郎と金全だが、折り畳みイスには背もたれがついているので、それが気に入ったらしく長方形に感謝していた。
Pイベントを成功させるためには、こういう配慮もポッコリーダーには必要なのだ。
写真:桜をバックに長方形。
Pokkoriesが集まると話題が尽きない。
もうすぐ決まる新元号について、どんな元号になるのか予想したり、過去のPイベントを振り返ったりした。
実は、Pokkoriesは2004年にも道後公園で花見をしたことがある。
その時の記事も「活動報告」に掲載しているので、興味のある方はぜご覧ください。
写真:新型路面電車モハ5000形と桜
道後公園はとても鉄道好きにも、おすすめの花見スポットである。
昔ながらの釣り掛け駆動の音や、最新のインバーターの音を聞きながら花見ができる。
写真:たこ焼き
少し寒くなってきたので、露店でたこ焼きや豚汁を買ってきた。
そのうち、露店も閉まり人もすくなくなってきた。
だが、Pokkoriesはまだまだ話に花盛りである。
金全は、今年は、もっとイベントがやりたいそうだ。
実は、この時、死毛郎と長方形は5月5日に岩国フレンドシップデー2019に行こうと計画していた。
長方形はすでに2枚の有料観覧席のチケットを買っていたのだが、死毛郎はまだ行くか行かないかを迷っていた。
どうせ、金全はこの前のトミカ博にも来なかったので、誘っていなかったのだが、その話をしてみると興味があるらしい。
どこかで、大きなサイズの食べ物があると聞いたらしいのだ。
決めかねていた死毛郎だったが、金全も行くのであれば参加決定すると言い出した。
ということで、今年の岩国フレンドシップデーはPokkoriesの3人でイベント参加することとなったのであった。