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帆船みらいへ 今治寄港 一般公開に行ってきた

日時:2016年05月14日 場所:今治港  イベント名:帆船みらいへ 今治寄港 一般公開

普段、今治のイベンドに参加する事は稀である。 しかし、今回はたまたま用事があって今治に行く機会があった。 実にラッキーだった。 5月13日の夕方。 洋間でくつろいでいると、マイマザーが話しかけてきた。 「明後日、松山にカッパ座がくるよ」 カッパ座とは、所謂きぐるみの劇団で、長方形も昔はよく見に行っていたが、しばらくご無沙汰だった。 長方形はカッパ座の公演にメチャクチャ行きたかった。 しかし、明後日は仕事だった。 「明後日は仕事だ。明日なら休みなんだけどなぁ」

そう言うと、マイマザーはこんなことを教えてくれた。 「明日は今治の公会堂であるけど、行ってきたら? そういえば、明日は今治に帆船が来るらしいから、ついでに見てきたら?」 という経緯があって、長方形の急な今治行きが決定したのだった。

5月14日午前9時過ぎに今治駅にとうちゃこ。 始発のバスに乗ってJR伊予和気まで行きたかったのだが、休日で朝のバスはお休みだったので、しかたなく駅まで数キロ歩いた。そして、伊予西条ゆきのワンマンで小一時間揺られてようやくの到着だ。 実は、各駅停車で今治に来たのは初めてだったので新鮮だった。 今治駅の駅舎は豪華だ。 なんと言っても、まず高架なので電車は3階に止まる。 そこから階段を下りると、改札口だ。 ここも、吹き抜けで広い空間だ。

今治駅には西口と東口がある。

海を目指すので東口から外に出た。

駅を振り返ると、ガラスばりの高架駅が輝い JR松山駅も、こればかりは見ならってほしい。

JR松山駅付近連続立体交差事業も2016年5月現在では、まだ全然進んでいない。今治駅は1990年に高架化しているというのに、数倍の利用人数のある松山駅は、まだ昭和の中頃に建てられた建物を使っている。 こんなきらびやかな今治駅だが、駅の豪華さとは対照的に駅前は殺伐としている。 駅前ロータリーの横には、骨組みがむき出しで倒壊寸前の木造建築物があったり、オンボロの看板をかかげたバラックのような建物があったりという有様だ。

駅前の大通りも閑散としている。 片面2車線で、左右には木が植えられており、その外側にも一車線分のスペースがある大きな通りなのだが、車が殆ど走っていない。

左右に建つ低めの雑居ビルにも人気が感じられない。 もともと、人口が松山とは比べられない程少ないので仕方がないのだが、駅前と街のつくりは立派なのに、人が居ないのではゴーストタウンと言っても過言ではない。 街の雰囲気としては、広島にある福山に近い。

といっても都会度は福山の方が断線上であるが……。 なんとなく、低い建物の回りにポツンと中くらいの建物が立っている。 今治の場合は、23階建ての今治国際ホテルが圧倒的な存在感を放っている。

駅から歩いて20分くらいで、ようやく今治港に到着した。 長方形は驚いた。 何なんだ、この船は? 後ろに見えているのが、今治湾港ビルなのだが、手前になんか新しい船? が建っているではないか。 どうやら、これは「みなと交流センター」というらしい。 こんなもの作ってどうするのかと言いたいが、まあ「おんまく」の時にも役に建つだろうから良いかと思ったりもした。 ちなみに「おんまく」とは今治の夏祭りで、花火大会もある。 今治といえば、来島どっくなどで有名な造船の町なので、こういう建物にしたのだろう。

まだ、敷地は整備中といった感じだ。 ようやく、奥にマストが見える。

第一印象としては「こっ……小ぶり」だった。 帆船日本丸とか、海王丸も見た事があるので、かなり小さく感じだ。(乗船するまでは)←ここ大事。

船名は「みらいへ」と言う。 因みに、パンフレットにもHPでは、

進水1992年11月24日

竣工1993年3月31日 2013年11月22日 帆船「みらいへ」として就航

上記のようになっている。 1993年に竣工しているのに、なぜ2013年に帆船「みらいへ」として就航となっているのだろうか。

実は、この船、仕分けされてしまった船なのだ。 元々は大阪市の船で、「あこがれ」という船だった。 「日本で唯一のだれでも乗れる帆船」として活躍していたのだが、2012年、当時の橋本市長の改革で売却されてしまったのだ。

バウデッキにて撮影。 前に見えている青色の装置は、ウィンドラスと言って、錨(いかり)を巻き上げる装置だ。

フォアマストを見上げる。 このフォアマストは、3本あるマストの内、一番前にあるマストだ。

ブリッジ(操舵室)に入る。 ここで、驚いたのだが、帆船のブリッジなのでもっとシンプルなのかと思っていたのだが、普通の船と変わらなかった事だ。 エンジン音も響いていて、中型の巡視船のような印象だ。 帆走も出来るが基本的にはエンジンで動く船のようだ。 だれでも気軽に乗れる帆船というのが良く分かる。

後ろには、プリンター類など様々。

操舵輪と言うより、ハンドル。まるで漁船のようだ。 画像では見えにくいが、方位は201℃くらいを指している。

階段を下りていく。

どんどん、降りていく。

今回は、入れなかったが、下に食料庫があるようだ。

男性用トイレ。綺麗だ。掃除が行き届いている。

メスルーム(食堂)に到着。 今は、写真展を行っているようだ。

何気に、置いてあるのはオーブンレンジだった。 自衛隊の船や、潜水艦とは違って多少オシャレだ。

本棚には星座ガイドなどが並ぶ。 クリップ式の読書灯も2つある。

船の上で星空案内会などやったりするのだろうか。

限られたスペースを有効活用しないといけない。 炊飯ジャーも、このように収納されている。残り一つはどこにあるのだろうか。

お箸やフォークもある。手前にはDVDかCDが入った箱もある。

時々、メスルームのテレビで何か上映会でもしているのだろうか。

隣のギャレー(調理場)とつながっているので、いちいち廊下を使って運ぶ事なくメスルームに食事を運ぶ事が出来る。 先ほどの炊飯ジャーもこの穴を通ってくるのかは不明だが、なんとか入りそうなサイズではある。

通路に出て、隣のギャレーに向かう。 狭い通路だが、まるで客船のように落ち着いたつくりをしている。

ギャレーの様子。

残りの炊飯ジャーが置いてあった。 船という性質上、ガスではなく全て電気調理を使用しているとパンフレットに書いてあった。

通路を進むと、下にエンジンルームが見える。 今回は立ち入り禁止だ。

階段を上った先にあるのがミーティングルームだ。 ここは来客などをもてなす際にも使用するとの事。 少し豪華なつくりになっている。

外に出ると、向こうにしまなみ海道の3連橋が見えていた。

今治港をバックに撮影。

まだ朝10時前なので見学しに来た人はそれほど多くななさそうだが、人は途切れることなくポツポツとはやってきていた。

世の中にはイベント好きが沢山いるのだ。(笑)

感想としては意外と中が広かった。

さて、カッパ座公演までまだ時間がありあまっている。

今治港を後に、アーケードになっている今治銀座を歩く。 朝10時くらいなのに、人が殆どいない。 松山にある銀天街や大街道であれば、歩けばすれ違うくらいは人がいる時間帯の筈だ。 しかし、開店前ながら、なかなか洒落た店が多かったように思えた。

今治のB級グルメといえば、この焼豚玉子飯。

看板を見つけたので、即入った。 初めて食べたが、驚くべき簡素さである。

まあ、まあ美味しい。 B級に相応しい味わいである。

午後からは、公会堂でカッパ座の公演を見た。 ちなみに、公会堂はあの丹下健三の建築である。 カッパ座の公演の後、今治のプラモ屋によってみたが、カトー製品が殆どなくトミックスしかなかったのは残念だった。

結局松山の家に帰ったのは18時頃になってしまった。


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